“さようなら” 君はそう言って 去っていく 私の心と手の中にあった 水風船が割れてしまった... 夏祭り 皆の笑顔がこぼれる中で 私の涙が浴衣を濡らす どうして?あんなに笑顔だったじゃない わた飴を食べていた君の笑顔は偽者だったの? そんなの嫌だよ 私・・・。 綺麗な花火の姿が唯一の慰めになるの 割れてしまった水風船も 私の心も もう 戻らない 戻れない――・・・。