ふと手にするあなたの懐かしい文字に
今を切り取られた気がして



わけもなく　涙が　頬を伝うのです



切り取った世界は
きっと　そのときの貴方を表していたにすぎないのに
不思議と今に
優しく　すんなり　寄り添うのです



今も隣にいたとしたら
あなたは　優しい顔で微笑むのでしょう



人間らしさを教えてくれたのは
思い返せば　きっと　あなたでした




全てを包み込んで
　愛情という見えない形を刻み込んでくれました



　　荒れた夜を二人で過ごしたのは　今になれば想い出ですね



笑って話せるようになったのに
　その頃には　並んでいられないなんて

　　皮肉だなって　思えて仕方がないんです



見えるのは美しい景色ばかりじゃないけれど




苦しみ悲しみは半分　喜びは倍々




今日もあなたの　飛びぬけたポジティブで




ゆれる自分を励ますのです





あなたとともに生きられて　心から幸せだったと言えるのは





ほんとうに　幸せなことですね