ブラスト
作詞 シフォン
例えようのない世界の果てにいて
小さな糸を紡ぎ合ってる僕らは
遠くにある小さな星めがけて
必死に願いを放ってる
答えようのない問いを重ねて
答えにならない思いを募らせ
もう一度ならもう一度だけなら
なんて呟いてる 本当の自分は何?
神風の赴くままに
その栄えある足で進みたい
心に宿る今の気持ちに
嘘をつきたくないから
涙堪えて 諦めていたあの日をまだ思い出せるなら
苦しくない 羽ばたけるから
折れた翼背負って
今も明日への光を 目指す
掴めない不確かなものの中で
必死に手を伸ばしている僕らは
とめど流れる日々をブラスト
弾け飛んで 絡まり出す
虚ろに捉えた 光よりも
確かなものだけを目指して進む
曇り空の下 凍えてるなら
色褪せるまで 青く
その手で染め上げていけ
感慨深く 人目避けてまで
役作りに明け暮れる日々
鼓膜の奥で 鳴り響く鐘の知らせ
分かってる 言わなくとも
まだ始まったばかりなんだろう
躓き疼く胸の痛み
さすりながら 堪えながら
遠くにある星めがけて
永久に願いを放っている
涙堪えて 言葉がなくて
辛さの中を再び泳いでけるなら
言葉なくても 羽ばいてゆこう
旅立つ空が こんなに澄んで
またやれるから 晴れ渡るから
折れた翼背負って
未来に向かい放つ 偽りなき心のブラスト
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