朝焼け
作詞 enily
大事なものを棄てたり 消したり
そんなのよくある話だ
何かに生きて何かを守る度
誰かを傷付ける
赤い丘から見下ろす世界は
機械仕掛けでしかなかった
例えて言えば僕は錆びて外された
歯車でしかなかった
どれだけ僕が笑っていても
世界は笑わないと知った
それでもそれしか出来ないから
笑っているしかなかったんだ
昨日の僕は臆病なまま
明日の今を生きているかな
明日朝焼けに変わる夕日を
いつまでも眺めたかったんだ
闇に飲まれて消えてく夕日は
明日生まれ変わるだろう
奪われても尚輝く強さに
なりたいと思えた
どれだけ僕が必死に生きても
世界は死んでいくと知った
それでもそれしか出来ないから
生きているしかなかったんだ
昨日の僕は臆病なまま
明日の今を生きているかな
明日朝焼けに変わる夕日を
いつまでも眺めたかったんだ
昨日と同じように日は昇り
沢山の人が目を覚ます
死にたいと願う地球の前で
笑っているしかなかったんだ
どれだけ闇に飲まれていても
まっすぐ前を向いているんだ
今世界を照らすこの光も
昨日の夕焼けだったんだから
どれだけ僕が泣いてみせても
世界は笑うだけと知った
それなら、それしか出来ないなら
笑ってやろうと思ったんだ
昨日の僕は臆病なまま
明日の今を生きているかな
明日朝焼けに変わる夕日を
いつまでも眺めたかったんだ
ずっと
ずっと
|