朝の陽に 曝された表情が 虚ろな眼で 僕を視る 戻らない時の 遺された足跡に 声だけが 静かに響いた 何も変わらない いつもの流れに 置き去りにした面影 触れ合う手を握って 確かめ合う温もり 凍えそうな冬の夜にずっと 感じてた 一人きりの寂しさに 抱き締めて欲しかった 溶け合う温もりだけ 余韻を残して 触れ合う指先で 確かめ合う永遠 それなのに 僕の心は冷たく嘲笑った いつまでも 感じてた 温もりは幻で 雪のように 静かに溶けて消えてゆく どうして……