もう消えてしまいそうなこの篝火 夜を裂いて 貴方を愛しく思う感情 今も変わらず 手で触れる貴方の白い手は冷たい 儚い季節の別れ もう近づけない場所へ旅立った 綺麗な景色で貴方は私を待っている気がして もう居ない影を瞼の裏側で求めている 薄れ逝く一夜に疼く身体が今の空しさ ここに眠る貴方に白い花束を 彩る記憶はいつか時間の彼方へと消えていく それでも優しく私を包んで・・・ もう叶わない 涙は溢れて枯れて 貴方は居なくなり私も 綺麗な景色へ行くから そっと優しく抱きしめて