去りゆくきみへ
作詞 しるふ
いつか聞かせてくれた
きみの夢は輝いて
わたしの目にはとても
輝いて見えていたの
だからその背中を
押すことを決めた たとえ
別々の道の先に
進むこと知っていても
心に降り積もってゆく きみへの思いは
まるで舞い降りる 雪のようで
その笑顔が 君の夢が
叶うことが わたしの夢で
なのにどうして 悲しいんだろう
冬になって 積もる雪は
わたしには 苦しすぎて
痛む胸を 抱きしめてた
「がんばってね」と笑う
顔の裏で泣いていた
それでも強がってた
素直にはなれないまま
ホントはこうなることは 最初から知ってた
でもきみのことが 大切で
その笑顔が 君の夢が
叶ってついに 旅立つ時
なのにどうして 切ないんだろう
季節は過ぎ 春になって
積もっていた 雪は溶けて
地を濡らして 泣いているよ
また会おうよ 約束だよ?
その言葉を 今でもまだ
その背中に 呟いている
わたしは今 思うんだ
きみに会えて 共に歩けて
本当に よかったって
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