あの日
手を離したのは　確かに僕だった
幸せな日々を壊したのは
自分自身だった

写真を見る度思い出す
君の笑顔　温もり
隣にいた僕はちゃんと
笑えていたかな？


２人だけの約束
「手を離しちゃ駄目だよ」
僕は簡単に
約束を破った


ごめんね
何度言ったって
もう戻れないけれど

「僕は幸せでした」と
伝えられて良かった

君は涙を流しながら
何度も拒否をした
僕の話なんか聞かなくて
ずっと泣いてた

あの日まで
一緒に過ごしたね
今でも記憶の中に
ハッキリと残っているよ


この手の温もりは
君の為だけにあった
それを僕は
懸命に消し去った


最低だった
だけど、君を思い出さないように
君のことを、全部掻き消した

ずっと逃げ回って
やっと気付いた

居場所も何もいらないから
今ここで君を抱き締めたい
我儘ばかりでごめんね
ずっとありがとう