キンモクセイ
作詞 はる
お別れの駅のホームで
ずっと悩んでた話を切りだした
今日一日 話すチャンスは
いくらでもあったのに
言いだせないでいた話
ねぇ こんな話していても
あなたを嫌いではないんだ
それだけはわかってほしい
おたがい 少しずつ
変わってきてしまったんだよ
あなたのせいじゃない
人ごみの中でなら我慢できると思っていたけど
こらえきれずに涙が落ちた
ひとこと話すごとに溢れて
あなたを困らせた
泣きたいのはそっちだよね
だけど嫌いじゃないのに
こんな話をするのは
もっとつらいんだ・・・
金木犀が香ると思い出す
あなたの家に行く途中の並木道
あの頃はずっとこんな日が続くと
思っていたのに
つないだ手を離して最後の想いを断ち切った
笑顔で「またね」なんてつよがってみたけど
帰りに一人で泣いた
金木犀が香ると思い出す
あなたを愛していたことと
あの時の涙を
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