そろそろ少し疲れたね
今日は少し無理をして歩いた
あの人気のない小さい公園で
一休みしよう

言葉は何もなかった
口に出さなくても分かってるから
僕はこれ以上歩けないけど
君はきっとまた進むんだね

大事なものってなんだろう
いらないものってなんだろう
探すものさえ失った
僕には何が残っているだろう

今宵の夜空は寂しすぎて
孤独を助長させた
一人ぼっちの公園の中
何かを期待するように待っていた

特別なんていらなかった
皆と同じで良かったのに
気付いたらペースが遅れていて
いつの間にか見えなくなった

大事なものが見つからず
いらないものが分からずに
君が見えないまま
僕はずっと立ち止まるのか

悩み悩んで辿り着いた先
やはりあの公園だった
頼りないけど約束しよう
きっとここからまた歩き出すって

今更君は呆れるかもしれないけど
それでももう決めたんだ
もう二度と振り返らないことを
ずっと君を追いかけることを