一分の忘却
作詞 輝吏
それは始まりのくちづけ
さあ、あたし生きましょう
どくどくと命鳴るままに
まだ見ぬ色を思いだして
溢れかえる知識をかえして
ましろな形へ成りましょう
名のつけられた世界へと
生まれ落とされるとき
唯一の繋がりを失われても
ひとりで生きてゆけるように
さびしいことを知らなければ
あたし死ぬため生きましょう
ゆえに置いてきたのです
でもあなたはまた
想ってしまったのですね
一人はしろいままだから
二人で色をつけましょう
あたしはここにいます
だから生きたい
とても、とても
ひとりふたり、いま一度
あなたとあたし巡りましょう
さああたしに始まりのくちづけを
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