雪
作詞 朱処
「初雪が降る頃また来るから」
そう言ってあなたは出ていった
一昨年も、去年も、
雪は降ったのに。
今、あなたはどこで、だれと、
何をしているの?
私はずっと変わらず、
離れずに忘れずにいるよ。
もしまだ私を覚えているなら
もう一度、抱き締めに来てくれませんか
雪 しんしんと降る
想いと一緒になって積もる。
真っ白な想いでたくさん積もってるよ。
ただ雪と違って、私の想いは残るよ。
どんなに熱くても、溶けないでいるの。
あの日、何も残さなかったね。
いつもはライター、置いていくのに。
だから、ほんとは、わかってたんだよ
もう、あなたがここへは、来ないこと
『さよならじゃなく、またねだよ』
小さな声、掻き消したでしょう?
一昨年も、去年も、
雪は降ったのに。
今、あなたはどこで、だれと、
何をしているの?
私はずっと変わらず、
離れずに忘れずにいるよ。
もしまだ私を覚えているなら
冷え切った掌を、温めさせて
雪が降る日なんかに、
さよならしなくても良かったんじゃない?
雪が降る度、思い出させないでよ。
勝手な人だったね、最初から 最後まで。
でもそんなあなたを、愛したのは私。
全部、ひっくるめて、愛してる。
ほんとは、雪なんか降らなくても、
ずっと、いつでも、想ってる。
「初雪が降る頃また来るから」
そう言ってあなたは出ていった
一昨年も、去年も、
雪は降ったのに。
今、あなたはどこで、だれと、
何をしているの?
私はずっと変わらず、
離れずに忘れずにいるよ。
もしまだ私を覚えているなら
もう一度、抱き締めに来てくれませんか
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