少しずつ離れて行く君を止められなかった僕を憎んだ
街で見かけるカップルとこの世の全ての愛を否定した
｢どうして僕だけ｣と殻に閉じこもる 他の人の殻など眼中にないのに

｢まだ好きなんだ｣と言われると 全力で嘘を言い放ちます
本当の僕を見て感じてと 無駄な抵抗の連発な　俺です


君が好きな僕と僕が好きな君
なんて続く分けない夢の本
今となっちゃその物語は　僕のひとりごと


虚しい気持ちを紛らわすために 誰かを求めた　その
誰かと出会って新しいページに　物語を描きます
でも､心のペンはボキボキ折れます　もうシャー心はないよ

その年の冬は例年に増して冷えてると思うわけです
家にいると溜息 外に居ると挙動不審の連発な　俺です


君が好きな僕と君を好きな僕　
コレが今の僕の夢の本
目次は順に｢出会い｣｢大好き｣｢離れたくないな｣｢嫌だよ｣
続きはかけない でも解かるのは　僕の昔話



片思いから両思いになったと信じて
結果､片思いに戻りまして
運命のダイスを投げた僕は運悪くスタートに戻りました

今じゃしつこいのかもな､嫌われちゃうかもな
今何してるのかな？僕と同じ空を見ているかな

それだけでも､ちょっぴり嬉しいな


君を好きな僕と僕が嫌いな僕
どんな時でもどんな僕でも　続く夢の本
破らずに持ってるよ君がくれた１ページ

忘れないようにブックマークだってしちゃうよ

･･･ほｰら
僕が好きな君と君が好きな僕
なんて素晴しい僕の物語
今度見るときはこの傷に触れる時は
笑って見れるように　今を描くよ



この物語のバッドエンドは君を憎むままの僕

この物語のハッピーエンドはまだ誰も知らない