夏の終わり
作詞 DIC
今年も 夏の終わりになり 振り返り
見た夏は少し小さく思えて
それは 夏の始まりの時より
少し大きな僕がいるからで
夏の終わりになり まためぐり
やってくる秋は少しさみしくて
だけど また来年に新しい
夏が来るのが待ち遠しくて
うだるような太陽 ダルそうな
セミの鳴き声響き渡る空
木々が力強く生う山
人で埋め尽くされてる砂浜
気がつけば そんな景色も
終わりむかえ 備え めぐる四季
顧みれば めまぐるしき
時は流れ なる 移りゆく時期
僕ら 去りゆく夏を止めることも
やってくる秋を拒むことも
できぬままに 胸の中に
しまった思い出 思い出す たまに
毎年 こんな愛しい
夏の終わりは 別れに等しい
きっと さらに今年より楽しい
夏にしてみせるさ 次の年
今年も 夏の終わりになり 振り返り
見た夏は少し小さく思えて
それは 夏の始まりの時より
少し大きな僕がいるからで
夏の終わりになり まためぐり
やってくる秋は少しさみしくて
だけど また来年に新しい
夏が来るのが待ち遠しくて
今年も また終わってしまう夏
過ごしやすい秋はうれしいはず
なのに なぜかさみしく あの暑い
日々が懐かしく 忘れられず
少しずつ冷たくなる空気
だけど 出したままの扇風機
片づけるには まだ早すぎて
夏の毎日は 早く過ぎて
たてた予定も未だに未定
海・山・川 も行かないままで
夜は飲んで 昼まで寝て
そんなムダな日も夏の思い出
あぁ もっといろんなコトすれば
よかったと思う 今になれば
なんて毎年 同じことばかり
反省し 感じる 夏の終わり
今年も 夏の終わりになり 振り返り
見た夏は少し小さく思えて
それは 夏の始まりの時より
少し大きな僕がいるからで
夏の終わりになり まためぐり
やってくる秋は少しさみしくて
だけど また来年に新しい
夏が来るのが待ち遠しくて
|