痛いって知っていて

それでも求めてしまう


その手に触れられたら
それだけで安心して

その腕に抱きとめられたら
それだけで涙が出ちゃうぐらい嬉しくて


例えあなたが、私と同じ気持ちじゃなくても


でも、知っている
本当は同じ気持ちでいたいのに
本当はもっともっと近くにいたいのに
本当は私だけ特別扱いしてほしいのに


誰にでも同じように与えられる優しさなんて
私には一瞬の温かさしか感じれない

その後の幾倍もの空しさが痛い

知っているのに、あなたの温度を感じると
幸せになった気がしてしまう
あなたの愛を感じてる気になってしまう

なんて、愚かで素敵な恋心