一瞬の火
作詞 勇牙
昔聞いたことがあるよ
火は消える一瞬に大きく燃え上がると
それはまるで恋みたいだね
一生恋が続くわけないのに
皆はその一瞬の恋をうれしがって
最後の一瞬の大きさでいなくなって
何も見えなくなっても
また火がともる
その繰り返しなのに
人は一瞬の火を馬鹿にする
僕だって昔そうだったでもね
今はそんなことない
僕の昔は誰にもいえない
あの大きな一瞬は
いなくなった
この世界から
いなくなった
そのときやっときずいた
死が一瞬なんかじゃなくて
その死を背負って生きてくひとの
悲しさが一瞬
僕だけじゃなくて
あの人の恋も一瞬だね
|