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ゼロを零した星屑は
作詞 白羅
一から百まで数えたね
届かない空の星を思って
だけど数え切れなかったでしょ?
諦めたふりして笑う君

君は言ったね
「ゼロなんだよ」と
僕は知ってた
君は僕よりもずっとあの星を渇望したこと

星屑を掻き分けて 君は今日も微笑んだね
涙全部打ち捨てて 君は今日も落胆したね
そんな君を僕は見てた
そんな君を馬鹿だと思った
だってしょうがないだろう?
星屑は今日も零に舞い戻って
君は今日も数を数えて
消えたヒカリを捜し求めて

ねぇ そろそろ僕を見てよ

数えていた星の数々
本当はもう光ってなかった
命が消えるそのときに
星が光るなんて嘘だと知っていたから

星屑を掻き分けて 君は今日も微笑んだね
涙全部打ち捨てて 君は今日も落胆したね
そんな君が愛おしかった
そんな君を抱き締めたかった
そのくらい望んでもいいだろう?
僕は君の隣にいるのに
君は今日も僕に気づかなくて
消えた僕を捜し求めて

ねぇ もう僕の事忘れてよ

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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公開日 2010/11/01
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コメント 舞台は紛争の起こってる国。

周りの人がどんどん死んで、たった一人残された少女は、いつしか毎日星の数を数えるようになる。
「今日も星はゼロだったの、だから、誰も死んでないよ!」
星=死んだ人の数だと思い込む少女は百まで数えた時点でそう告げる。
自己暗示のようなもので塗り固めて自分を怒っているような。
「僕」は少女の最後の友達で、死んでしまった思念体みたいな感じ。
毎日少女の行為を眺めては「もうやめてくれ」叫ぶのだけど、少女に声は届かない。
小さな祈りは届かないまま、少女は今日も星を数える。

白羅さんの情報











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