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チャリライト
作詞 凌太郎
登り坂を駆ける自転車
先は見えない
坂は終わらない
 
夜の道を照らすライト
闇に溶け込み
坂は終わらない
 
ライトが照らすのは
少しの範囲だけ
それだけ見えたって
不安になるだけだよ
 
僕には耐えられないよ
見えない声
見えない視線
僕には分からないよ
僕の行き先
 
ライトが照らしてる
少しの範囲を
無灯火の自転車が
不意に横切り
ブレーキを握りしめると
暗闇に包まれた
 
まるで消えてしまったようだ
闇に溶けてしまったようだ
僕を構成していたものが
儚く散ってしまったようだった
 
僕には耐えられないよ
 
僕はまた坂を登る
ライトの光
辺りを照らす
それはまるで
新しい命が生まれたようだった
 
ライトが照らせない
広い範囲は
見える必要ないよ
自分がひたすら
坂を登り続ければ
その光は太陽より眩しいんだ

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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公開日 2010/09/27
ジャンル
カテゴリ 綽吚
コメント タイトルは自転車のライトの事です。自転車のライトは、周りを照らすためにあるのではなく、自分の存在を周りに知らせるためにあるということをヒントに歌詞を書いてみました。
凌太郎さんの情報











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