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last summer
作詞 莎雪
眩しい期待に目を凝らしながら
蒸し暑い空気を吸い込んで
面倒事も忘れて騒ぐ僕ら
日常の外に隠れた非日常を
探しては求めて感じようとした

鳴り響く蝉の声を運んできた
焼けた肌にまとわりつく風の
暑さを振り払うように

いつもより急に見える坂を
駆け出して何かを叫んでた
感情がとめどなく溢れて
火照る身体を持て余しては
汗を流して 夏空を仰ぐ



眩しい季節に目を細めながら
馬鹿みたく泣いて笑っては
ふと考えた未来や明日の僕ら
日常の中に紛れた非日常は
曖昧で脆くて掴みきれなくて

遠くなる蝉の声を運んできた
焼けた肌を撫でていった風の
暑さはいつしか薄れて

いつもより急に見えた坂の
向こうには終わりが見えていた
感情がとめどなく溢れて
火照る身体を濡らす 夕立
汗を流して 体温を奪ってく



騒ぎながら 迷いながら
僕らは『何か』を探していた
探し当てて 掴みきれず
零れた『何か』はきっといつか
心の奥に宿る 光になる



いつもより急に見える坂を
駆け出して何かを叫んでた
感情がとめどなく溢れて
火照る身体を持て余しては
汗を流して 夏空を仰ぐ

過ぎる季節を忘れないよう
深い青さを 夏空を仰ぐ

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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公開日 2011/08/31
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コメント  がむしゃらに駆けた夏の記憶は
 きっと、少し大きくなった僕の宝物になる。

夏休み終わってしまいますね。
嫌、とかじゃなく、なんとなく切ない気持ち。
莎雪さんの情報











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