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空き瓶
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作詞 サブマリン |
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飲み干した幻想の時 左脳の奥にあるのは色付いた季節の幻影
揺れている心が呼び続けた 愛も光も
記憶のない海に流した 空き瓶に入れた手紙は今 何処にある?
頭を痛める事ばかりさ
売り渡したくないものを差し出しては引っ込める毎日
割れて 砕けて いずれ土に還る思いを
また一つ また一つ 空き瓶に落とし込んだなら
いつか笑って 振り返れる時まで さようなら
何処にも辿り着く事の無かった そんな言葉と
願えば願うほど 哀しくなるだけの祈りと
繰り返された葬送の歌 作用されたはずの防衛本能と原型を
留められない心が呼び起こした 泡沫も孤独も
記憶のない海に沈めて 誰にも届かない言葉をまた 綴ってゆく
首を捻る事ばかりさ
受け取りたくないものを押し付けられて 支払う毎日
痛み 傷跡 いずれ土に還るこの身を
また一つ また一つ 飽きないで受けいれられたなら
いつか弔った 綺麗過ぎた夢に 手を振れるはず
どうしても繋がる事の無かった あの右手も
求めれば求めるほど 遠ざかっていったあの背中も
流れ流されて 言葉にならない
そんな痛みが増えたけど 探している
名前を呼ばれて 振り返る
誰も居ない砂浜に 一人風を受けながら
割れて 砕けて いずれ土に還る思いを
また一つ また一つ 空き瓶に落とし込んだなら
いつか笑って 振り返れる時まで さようなら
何処にも辿り着く事の無かった あの頃に自分と
願えば願うほど 遠くなるだけのあなた
記憶のない海に流した 空き瓶に入れた祈りは今 何処に
今 何処に
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