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封筒の中
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作詞 サブマリン |
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破けてしまった封筒 言葉に込めた思い
その中から落ちてしまった言葉の数々
点々と歩いてきた道のりに 散らばっている
時が過ぎ 風に流されて
地中に埋もれた そんな思いも今
そっと 芽吹き始めている
変えることの出来ない場所
それを変えれるのは 自分の心の中でだけ
誰にも見えないけれど 僕にだけは見えている
雨に打たれ 風に運ばれたその向こう側で
当たり前のような顔をして
僕が“変える”のを待ち続けている
滲んでしまった綴り字 大事な所が読めなくて
いつしか僕は 補う為の言葉を探していた
もうそこには無い かつての家の前 立ち尽くしている
時を越え 風に逆らって
やっと出会えた あの日の僕らに
きっと 色々と話せるはずさ
「まず、何から話そうか」
“戻ってから見てほしい”
君から手渡されたのは ボロボロの封筒
僕は離さないように 握りしめていた
帰ることの出来ない場所
いつも帰れるのは 自分の心の中でだけ
誰にも見えないけれど 僕にだけは見えている
雨に打たれ 風に運ばれたその向こう側で
当たり前のような顔をして
僕が“帰る”のを待ち続けている
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