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into the sky
作詞 空色kinoko
頼りない此の腕をどう突き上げたら
不透明な彼の空に触れるのだろう

灰色の此の階段を登って往こう
僕を十人並べた彼の屋上に往こう

唯君が大好きだった
届かないことだって知って居た
最初から

そうだ君に 届く様に跳んだら善い
羽など無い其れが所詮僕だから
此処にあった白い太陽
触れはしない君は結局何処に在るの

裏返ることなど無いのが世界


停まらない此の声に手を伸ばしたら
ちゃんと誰かの涙を拭えるだろうか

唯君を追い掛けて居た
何も彼も溶かしきった触れない君を
最初から

そうか僕は 君に向けて飛んだら善い
金網なんて擦り抜けて往って空を仰ぐ
何処にも無い白い明日
見失った僕は結局届かないで

どんな風に歩いてみても
往き着いたのは何度も同じこの場所で
此処には在る僕の意識
既に空に吸い込まれた 残ったのは

僕の背を押した夏風の尻尾

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公開日 2010/07/05
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コメント 空に焦がれたお話です。スランプ中なのであしからず。
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