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季‐とき‐
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作詞 エエ声 |
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あの空を覚えているよ さざめいた暖かな風
草木も鳥たち月も 芽吹いたり輝いていた あの春
あの空を覚えているよ 真っ白な入道雲の
膨らんだ力強さや 大雨で泣き崩れた あの夏
あられもない気持ちや しがらみの理由とか
そんなのも全部はね 心の暦
幾年の季節の中に 漂ってる私を見つけ
手を引いて 振り向いたら 優しくキスをして
あの空を覚えているよ 涼しくて上着を着て
眺めてた紅い椛 川に映る満ちた月は あの秋
あの空を覚えているよ 凍る息白く濁り
橙の街頭にね 消えて寄り添ってた あの冬
待ち合わせを忘れて ほんの少し遅れた
この場所ですれ違う 追憶の日々
冷めやらぬ胸の日だまり その日向にそっと手を置いて
指先から 温もったら 包むように抱いてみて
二人で泣いて 二人で笑って 歳を重ねてきたね
二人で歩いて 二人で止まって 時をまたいできたね
二人はずっと 二人はずっと 想いの命になる 心の傍にいるよ ずっと
幾年の季節の中に 漂ってる私を見つけ
手を引いて 振り向いたら 優しくキスをして
数え切れない思い出の数 春も夏も秋も冬も
手を引いて 振り向いてた 君に今キスをして 優しいキスをして
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