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モダン
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作詞 エエ声 |
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感じたままを 想ったままを 書き綴ろうか自由気ままに
くず籠へ くず籠へ 床に散らばるアイデア拾い集め
ペンは走る ペンは走る 黒が今にも飛沫をあげて
シナリオを シナリオを 海にも空にも喩え準えて
言の葉を 言の葉を 巧みに操り魔法をかけて
ホタルの光でぼんやりと 浮かび上がった空論を
机上で探してみつけてみて
感じたままを 想ったままを 書き綴ろうか自由気ままに
経験則を 方程式を 組み立てたなら崩してみて
駄作や佳作も フィクションさ
戯れを 戯れを 文字と数字と記号と踊る
弾き語る 弾き語る 白と黒の交差する鍵盤のように
ヒロインを ヒロインを 騙して泣かして恩讐を抱かせて
恋の行方 恋の行方 愛され呪われ残酷な話
雪の明かりでひんやりと 書き連ね続けた空想は
まだプロローグだ先を進めて
気づいたことを 見つけたことを 後世に遺そうか何億光年先にも
幾百枚と 幾千枚と 重ねた顔と台詞は数多多数
血塗りも自愛も 戯作なのか
憎しみの黒 情熱の赤 涙の青 記憶の白
いま 塗る潰されるかのように 心が埋め尽くされていく
Shakespeareは猫に頼ったろ そんな刹那にも満たない可能性は捨てて
モダンだろ
感じたままを 想ったままを 書き綴ろうか自由気ままに
経験則を 方程式を 組み立てたなら崩してみて
駄作や佳作も フィクションさ
信じたままを 運命のままを 書き綴れたら自由になれたな
あるがままを ありのままを 薄い文字をなぞり書こう
駄作も佳作も ノンフィクションで
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