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ルジュリ
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作詞 エエ声 |
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言い訳ばかり取り繕って その場しのぎで欺いて
嘘ならバレないようにして
身に覚えのないコロンの 香りを服に染み込ませ
ネクタイも時折ゆるんで
普段と違う仕種に 気付かない筈がない
「オヤスミ」の前に わざとらしく愛を語ってたのに
今じゃ顔など仏のように
私はアナタの誰なの 昔は愛に溺れたのにね
私のどこがねえいけないの 薬指にはもう細いラインだけ うっすら
シャワーのあとのキスも 最近じゃ巧くなったなと感じてる
どこで覚えたのかしら
帰りが遅いなんてさ 聞き飽きた文句だけどさ
いつもいつもだらしなく はにかむのは腹が立つ
その薄っぺらな仮面重ねて
別の女の話ばかりで 下唇を噛み締めている
まだ猫のほうが賢しいわ 膝の上で丸くなり色目遣って なあと
背中の爪痕を覚えてる 首筋の感触も知ってる
口説きの 文句も 漏れ出す 吐息も 嫉妬の 業火に 呑まれ
煤となって 風に舞って 花を咲かす なんて おとぎ話だけにしてよ
強がって 憤っても 所詮それは どうせ 虚仮威しだって知れてる
ねえ気付いてよ シラフの内に
魔女でも手段を選ぶわ 私がこの斧を振り下ろす
その刹那に気付いてよ
私はアナタを愛した アナタの骨の髄も全てね
アナタは私の上っ面すら 知らず飄々とし遊ぶだから 恨んでいる
憎んでいる 愛しているから ら ら ら ら ら ああ ああ ああ
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