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静かな夜に
作詞 royalpeterpan
それは寒い日の夜の事でした
明日はクリスマス
彼女へのプレゼントを買いに行こう
マフラーとコートを着て近くのコンビニへ行こうとした所
しんしんと雪が降る中、道端に一匹のノラ猫がいた
その猫は冷たいアスファルトの上で寒そうにうずくまりながらこっちを見ている
僕は横目で見ながらコンビニへ入った
コンビニでの帰り道にまた同じ場所でこっちを見ていた
なんだか可哀想な気がして買ったお菓子をあげてみた
でも食べてくれなくて、噛み付かれてしまった
血が出てしまった
もうこんな猫はしらない
どっかいっちまえ

次の朝、また同じ所に猫がいた
もうしらない、どっかへ行け
石を蹴ったら猫に当たって、逃げて行った

でも次の日、もうそこに猫は居なかった
それからも、もうずっと居なかった

僕は石を蹴ってしまった事を後悔した
そして僕は猫を探した
でもどこにも居なかった

そして一ヶ月過ぎた頃
もう猫の事を忘れていたら、家の裏の草むらであの猫が倒れていた
急いで近づくと、血が出ていてもう息はしていなかった
車で撥ねられたみたいだ

僕は涙が止まらなかった
なぜあんな事をしてしまったのか
もっと優しくしていればこんな事にならなかったような気がして・・
胸が苦しくなって、動けなかった
ごめんよ、ごめんよ・・・

そして半年後
仕事の帰り道、また同じ場所にノラ猫がいた
あのノラ猫にそっくりだった
驚いて、急いで猫に近寄った
今度の猫は人懐っこく差し出した手を舐めてきた

またもう一度あの猫が戻ってきたような気がした
あの猫の子供かな、それとも生まれ変わったのかな・・
僕は家に連れて帰って飼うことに決めた
前の猫の分まで可愛がろう、もうあんな事はしない
僕の心を癒してくれるその猫を
初めて出会った日にちなんで
イヴと名付けた

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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公開日 2013/10/03
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コメント 私の好きな猫をテーマに、歌詞というよりは物語風にしてみました。
少し悲しいけど最後はまたあったかくなるような感じにしました。
道端で佇んでいる猫を見ると幸せな気持ちになりますね♪
royalpeterpanさんの情報











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