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風
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作詞 りちゃ |
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まるで 真冬に吹く 強い 風は
あたしのことなど 知らずに通り過ぎる
いつかの 冷たい風の日
天気が悪いと 気分が塞ぐとか
風が強い朝は 髪形が決まらないとか
そんなことを 思って走る道の上
毎日 毎日 通う道の上
いつも同じ気持ちじゃない いろんなこと考えて
今日の授業 遅刻しそうだとか 帰りのこととか
まるで 真冬に吹く 強い 風は
あの人のように いつの間にか 離れてゆく
いつかの 冷たい風の日
笑顔が決まると 気分が晴れるとか
雨が激しい朝は 靴が濡れる、とか
そんなことを 思って走った あの道
悔し涙を溜めて 通った あの道
誰も助けてはくれないけれど 強い風がそこにいて
そっと頭の上を掠めて 一人あたしを慰めた
そして 真冬に吹く 強い 風は
大人になっても 変わらないで 吹いている
いつかまた 思い出すだろう
いつかの 冷たい風の日
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