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花わずらい*恋の宴
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作詞 風璃蝶和 |
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揺蕩う季節の折りにて
桜吹雪 梦のまにまに
奏で歌えど微笑みの華は
けして、枯れたりしない
境内に響く音につられ
妖や人に限らず「踊りゃんせ」
今宵はみな、一つになりましょう
恋も愛もそら、すてきなこと
一組の花弁のよう
優しく包み込むまどろみ
眩しく照らし出された光を
ぼんやり眺めていた
それは
花わずらいの恋の宴
満天下は星屑に紛れど
例うなら桜花の開花
刻を美しく咲き乱れ
幸福を誓う
・・・君と
狭苦しい世に飽きて
踵を返した夕刻の雨
飛び交う声に耳を澄ませ
うつむいて歩いた帰り道
何処かの誰かと
すれちがう度 脈を打つ
隠したくても隠せないのは
誰かを気にするから
色彩に富んだ下り坂
振り向く姿に見惚れて
秘めていた言葉は
掻き消されるのに
雨降らしの晴れ乞い唄
傘を差し合って恋に落ちて
ずぶ濡れのまま舞い踊れ
空に滲んだ愛の地球
今日は何処へ行こう?
雪月花
あらまほしき夢の在りか
薄く隔てた先は暗くて
冷めた心に触れる梅雨
涙ぐむ君をみていた
ずっと君だけをみつめていた
好きだってつづく義理はないんだって…
花わずらいの恋の宴
溜め息ごときに悔いはあらぬ
気づいてしまえば下がれないと、
新たな道を切り開け!
花わずらいの恋の宴
満天下は星屑に瞬いて
例うなら桜花の飛翔
刻を美しく流るる涙
至福を誓う
僕と君と
そして、共に築こう
永遠に
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