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恋忘明月
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作詞 風璃蝶和 |
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遥か昔昔の御伽
宵闇夜の月世の奏で
はぐれぬよう 傍に居てと
心の憐れみとふ
永遠に咲き誇る華でもない
河瀬に響く蜩でもなければ
悠々とさまよう旅人
想い人への愛を賜る
要に静けさ肌を涼め
赤く膨れるあなたの横で
今日も笑ってた
同じときが続くわけでもなく
寂し孤独が殆んどで
幸せの在り方に気がつかず...
満つ月の明かりを手繰って
わたしは篭り 夢のつづき
知らなければ悲しまないから
我の全てをも 忘れ去ろう
枯れ葉の降る頃 別れの日が
疎ましいと何度思ふことか
揺々と流れる旅人
恋を忘れて月に帰ろう
故に人の手の温もりは
とても優しく包み込んで
ここにいたいと願ふ
恋をするほど忘れ難し
愛し孤独が殆んどで
幸せのカタチすら見つからず...
いにしえよりつづく千の月夜に
あなたを想ふ わたしの梦
消して消してをまた繰り返す
誰もいない夜は一人きり
初染めはいずれヨリドリミドリなの
わずか咲き誇る優しさに届け
恋は梦つなぎ
なつかしき日々は勿忘草
我らの明日への希望が消えても
愛はここにあるから
どんなことがあったとしても
思い出せるように
また何処かで...
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