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Dearest
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作詞 Ritsu |
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何回目の春を 通り過ぎただろう
ありきたりな感傷 分かっていた
だけど
ずっとあのまま となりにいたなら
こんなに長く感じる1日は
なかったはずと 思ってる
はじめて触れた 頬の温度も
震える指先のためらいも
忘れたくないと思うほど
積み重なっていく
これが 愛しさか
特別だと口にして どこかで引いた線を
気付かれないように 隠してきた
だけど
ずっとこのまま 離れていたら
こんなに暗い朝を何度も
迎えに行かなきゃならなくなるの?
泣きながら帰った あの夏の
聞こえてきたその曲の歌詞も
思い出そうと目を閉じるほど
遠ざかっていってしまうの
現実が 嵐のように 心乱してやまない
泣かずにいられるはずがない
その言葉も 綺麗な花も
何もいらない
紅葉舞い散る あの秋の日も
手を繋いで見た 冬の海も
きっと君は忘れているだろう
ずっと僕は覚えているだろう
最後に触れた 肌の熱さが
閉じた瞳の 視線の強さが
忘れたいと思えば思うほど
降りやむことはない
これが 寂しさか
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