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そう、あれは夢だったのよ
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| 作詞 brother sisters |
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涙は海になって 昏く冷たくなって
いまにも沈みそうな 枯れた心浮かべた
小舟を漕ぐあなたは わたしと向かい合わせ
目と目で笑ってみても 噤んだ口が泣いている
かたちの亡い夢をみてたの 慰めと信じて
偽ったまま還ることのない ちいさな愛情
たとえ舟を渡しても 生(な)さぬ仲なふたりよ
叶わない約束は 火を見るより明らかね
ゆうゆうと揺蕩って 流れ流れする理想は
どこへ行き着くのかな？ ただ時間が過ぎるだけかな？
星合いの空 指でなぞって 道標にしていた
流れ星を追いかけていた おさない少女の夢
どうしても声が遠くって だけど聞こえているみたいで
あなたがやさしくうなずいても そこは風もなく音もなくって
わたし ただ どうしようもなくって 待つばかりで
そっとその手でこの頬を 撫でてくれるだけで
夢では出逢えない輪郭に 触れられそうなのに
かたちの亡い夢をみてたの 慰めと信じて
偽ったまま還ることのない ちいさな愛情
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