|
|
|
或る少女の遊戯
|
作詞 冴樹銀猫 |
|
七色煌めかせ
空を翔けるは紅い瞳
血塗れの少女は
今夜も血(アカ)と踊る
「遊んでいただけ それだけなのに
どうしてみんなみんな いなくなる?
綺麗な小鳥さん 羽根だけ残し
跡形もなく"飛んで"いって消えた」
心臓貫く
流れる鮮血を滴らせ
心を劈く
透明な雫混ぜて
秩序も狂い出す
不吉で嫌われる 月紅夜(ゲッコウヤ)
檻から逃げ出す
少女は夜と踊る
最期の叫び声
奏でた悲鳴のアンサンブル
残響それすらも
既に宵闇の中
何も聞こえないの
ここには誰もいないのだから
冥界の狭間に
全てを置いてきた
夜の帳下げて
闇の天蓋を身に纏う
崩れるお城に
そっと別れを告げて
|
|
|