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かごめ越しの世界
作詞 冴樹銀猫
この世に生まれ堕ちた時から
鳥籠の中にいる金糸雀の
翼は何のためにあるのでしょう
自由に飛ぶことさえ叶わない

それでも外を知らない鳥は
外に出ることを望まない
この籠の中に幸せはある
それって哀れなことなのかしら

四角い窓から覗く空は
とても綺麗に見えるけど
壁に掛かった絵のような
背景にしか見えないわ

かごめよ かごめ
籠の中の金糸雀は
何時になったら出て行くの?
そんなの愚問でしかないわ
かごめよ かごめ
この歌を聴いてくれる
貴方の帰るこの部屋が
私のたった一つの居場所

かごめよ かごめ
かごめよ かごめ

かごめよ かごめ
この翼は羽ばたけない
夢の中で空を飛んだの
何だか懐かしくなっただけ
かごめよ かごめ
貴方の手のひらに乗って
歌い続けることだけが
小さな私の願いなのに
かごめよ かごめ
貴方のいないこの部屋で
喉が壊れるほど歌っても
もう貴方は帰ってこない
かごめよ かごめ
今すぐこの檻を抜け出して
貴方の元へ飛んで生きたいのに
この両翼は動かない
檻の扉も開かない

私は死ぬまで籠の鳥!

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル かごめ越しの世界
公開日 2017/09/15
ジャンル その他
カテゴリ その他
コメント 生まれた時から囚われていれば、外への興味など無いのでしょう。
近くに自分を必要としてくれる人がいればそれで良かった。
ずっといてくれれば、それで。
冴樹銀猫さんの情報













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