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midnight
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作詞 ミカヅキ |
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寝苦しい夜 窓を開けたら
夏の終わりが 頬に触れた
蹴飛ばしてた毛布を羽織って
遠鳴りのサイレンに目を閉じる
空駆ける自転車が 天の川を渡る
夢の続きがまた始まる
空が青くなる前に 連れ出してほしいよ
目を閉じているうちに 見えない場所へ
どうかな?
窓の外は 止まった世界
街灯と自販機の 頼りない光
群がる羽虫は きっと私
音もなく ワケもなく 夜に迷い 光を探す
闇を羽ばたくアゲハ 星の蜜を運ぶ
私の手のひらで羽を休める
飛び立ったあとには 光の雫
こぼさぬように そっと目をつぶった
空駆ける自転車は 流れ星に変わる
夢の終わりにひとつ ねがいごと
夜が明けたなら また笑えますように
目を閉じて また開いて 私は生きる
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