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作詞 雪桜 |
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筆先で描く未来像を
僕はまた黒く塗りつぶした
枯れていく花をいつものように
見下したまま
誰にも相手にされなくて
一人ぼっちでいた。
そんなのいつもなのに、ただそれだけなのに
聞こえないふりして何も見えない
夜に惑わされて
深夜、今宵の月もまた僕を誘うんだ
見たくない現実から目を背けて
何が悪いっていうんだ
そんなのもういいよ
無邪気に笑った過去を
僕はいつも通りゴミ箱に捨てた
生きようとする雑草を羨ましく思って
踏みつけたんだ
誰かの声が聞きたくなって
それをも拒絶したんだ
どうしてか分からないのに、もう嫌なのに
自分に嘘をついてごまかして
そんな僕が大嫌いだ
こんなニセモノの体じゃ
どこへだって行けないな
聞こえないふりして目を塞いだ
夢にさえ見放されて
いつも、こうやって独りで縮こまる
好きなものも好きと言えない
僕は何に成り下がった
誰か僕を見つけて
誰か僕を暖めて
誰か僕を笑ってくれよ…
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