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butterfly
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作詞 雪桜 |
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散らかった部屋で少しずつ無駄に無駄を重ねては
すこしも感情論を見いだせないよ
閉め切ったカーテンをちょっとだけめくってみる
何も変わらないじゃないか
雨に歌う声が
零したのは愛情だっけ?もう名前すらないよ。
空に舞う漆黒の蝶が
打たれてるのは私なのにもう痛いよ
声に出ない声で叫んだ
連れ出してよ。
街を見渡すほどの屋上で見下した目をしては
鼻歌を唄い塀にのぼる
頬に触れる冷たい風が人の醜さを写したネオンが
ただ嫌なだけなの
空を睨んだ今を
泣いていたのは誰だっけ?もう思い出せなくて
目の前が霞むのは雨のせいなのかな
もう見えなくなったあの日の蝶が今横切った気がしたんだ
過去を捨て
私が選んだ道なのさ、もういいじゃないか
夜に飛び立つこの体を
今捨て去った未来に、ざまあみろって舌を出すんだ
さよなら、じゃあね、バイバイ。
落ちていくアスファルトに笑え
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