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Röntgen
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作詞 ろいろい |
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ずっと ずっと 僕の心臓は
あの花のようだと思っていた
いつか いつか 嘘をついた日には
罰が下されると思って 震えていた
中身も 知らない あの果実の中を
僕は いつも 夢に見て焦がれた
生きることの意味も分からず
終わりばかり 探す者よ
貴方の美しく尖る言葉で
僕の全てを教えてくれないか
水降る朝の光に焼かれても
残るのはこれだけだ
愛せるものはこれだけだ
ずっと ずっと 僕の涙は
世界を沈ませると思っていた
いつか いつか 誰かを傷つけたら
永遠に罪を背負うだろうと 泣いていた
中身も 知らない 貴方の瞳の奥を
僕は いつも 夢に見て焦がれた
朽ちることの意味も知らずに
進み続ける 強き者よ
貴方の凍てつく儚い瞳に
僕の全てを映してくれないか
遠くで息が止まる日を望んでも
残るのはこれだけだ
愛せるものはこれだけだ
終わることの意味も知らずに
生きることを 嘆いて
貴方の心臓を知ることなく
僕の名前を知ることができるものか
水降る朝の光に焼かれた
灰の中を探しても
貴方はいるのだろうか
貴方の美しく尖る言葉を
僕の心臓に蒔いてはくれないか
きっとこれで僕は花を咲かせるから
愛を残し 息絶えて 眠るだろう
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