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アルペジオ
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作詞 ろいろい |
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上手な恋なんて はなから期待してないの
だってこわいから
駆け引きだらけで 裂かれた心が迎える朝ほど
残酷なものはないわ
不器用な二人には だらしなく傷つくくらいが
丁度いいのよ
そのあと小さなマグカップひとつで体を
温められるのだから
貴方の長く華奢な指が
奏でる切ない音色が好き
大丈夫私、少しだけ背伸びすれば
夜をもっと深くできるから
私の隣であどけない顔見せて
もう少しだけ一緒にいたいの
綺麗な言葉なんて 欲しいとも思わないわ
だって狡いから
告げるのは簡単よ 何度でも言えるものでしょ
蝕んでるのも気づかないまま
貴方の長く華奢な指が
危うくて艶やかで好き
大丈夫私、少しだけ悪くなれば
夜をもっと深くできるから
私の隣で貴方だけの歌を歌って
もう少しだけ一緒にいたいの
貴方の掠れた声が
奏でる歌が頭から離れない
貴方の隣で
私も口遊んだ
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