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いやしいこども
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| 作詞 ろいろい |
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抗うことと逃げ出すこと どちらが "強さ" に相応しいだろう
我慢さえしていればいいんだと 君は笑った
土砂降りの夜みたいな 溺れかけの心に
よく晴れた空が反射して 僕らを突き刺した
世界中の誰もが 神様の子供ならば
僕ら神様に 蔑まれて この世界に堕とされたのかな
僕を守れるのは 自分自身の膨れたエゴだけだと
今まで 生きてきたら気づいてしまった
それなら どんなに叫んでも 救われない理由が
分かった気がするよ 僕が一番悪かった
諂うことと嘘つくこと どちらが "優しさ" と言えるのだろう
レールから踏み外さなければと 君は悟った
僕の悩みさえ知らずに 正義はいつも一つで
創られたものに潰され 心は殺される
世界中の誰もが 「決まり」の中で過ごした
理不尽にも 立ち向かえず 噛み締めた唇の黒い血
僕を守れるのは 自分勝手な汚れた嘘だけだと
今まで 騙されてきて気づいてしまった
それなら どんなに嘆いても 孤独だった理由が
分かった気がするよ 僕がいつでも悪かった
人はいつも 冷たさを抱えていて
だからこそ温もりを求めて その盾を凶器に変える
僕を守れるのが 僕という存在だけならば
もう 人らしさも捨ててしまったっていいじゃないか
「僕」という人間は かくして生まれた
僕の未来に熱あれ この命に光あれ
僕を守れるのは 自分だけが背負える未来だと
ここまで 辿り着いてやっと気づいた
それなら どんなに恨んでも 傷が癒えぬ理由が
分かった気がするよ 過去はもう二度と消えない
こんな世界で 生きようとするしかない
世界中の誰もが 意味も知らず生きている
僕らが生きる 意味なんて要らないのかもしれないね
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