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雨になりたい
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作詞 ろいろい |
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誰かによって作られた 誰かのためのレールを
誰のものかも知らずにさ 走るのが自分の生き方
心のドアは開けないさ どんなに思いやる君にも
深夜特急の名は苦悩 眠らないネオン街を走る
切符は片道だけだけど 代償は計り知れないほど
大きくて重たいから 僕は未来に怯えている
雨がそのうち降り出して 喧騒と混ざり合って
僕を嘲笑っている 助けてよ 助けてよ
乗りそびれたのは僕だけだった
平凡という名の満員電車
そいつら悩ませるくらいに 雨になりたい
逃げたいときに逃げては 何食わぬ顔で割り込んで
それでも「こんな日もまあいいか」と
許される雨になりたいな
人々の鬱憤で錆びた レールを溜息の黒煙で
周りに目も向けずに走り続ける一人きりの汽車
誰も乗せないぜ 今更理解されないような
生き方をしてるだけだから ほっといてくれて構わない
乗りそびれたのは僕だけだった
平凡という名の満員電車
そいつら悩ませるくらいに 雨になりたい
逃げたいときに逃げては 何食わぬ顔で割り込んで
それでも「こんな日もまあいいか」と
許される雨になりたいな
雨よ降れ もっと もっと 僕の涙の代わりに
悔しさを飲み込んだあの日の我慢を
もっと街に振らせるのさ
雨よ降れ もっと もっと 後ろも前も見えなくなるくらいに
せめてお前だけは 僕の味方になってくれよ
僕は雨になりたい 僕は雨になりたい
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