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挽歌
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| 作詞 ろいろい |
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例えば僕は 首を吊って
今晩食べた夜食なんかと共に
ストレッサーから食み出した言葉を
この部屋に吐き溜めておきたいんだ
例えば僕は ベランダの柵に
乗り出して絡まる細い髪と共に
口腔に逆流した取り留めない欲を
汚れた血で染め固めたいんだ
死にたいからって人々に言って
孤独だけが僕の友達だった
戻らない絆 「本当は生きたいんだよ」と歌えば
遂には孤独にも見離されちゃったんだ
ららら この歌を何処に追いやろう
墓場に潜らせても 役に立たないし
どうせ風化されて跡形なく消えるならば
そうか 行き場所もないな
ららら この歌を何処で手放そう
空に開け放っても 雲に吸い込まれるんだろう
雨を降らせる くだらない奴だな
はやく僕を解放してくれないか
例えば僕は 腹を切って
消化してない残物なんかと共に
中枢から抜け出してきた自我を
ぐちゃぐちゃに潰しておきたいんだ
死にたいからっていう僕の言葉
信じた君が部屋を出て行った
意味のない涙 「本当は生きたいんだよ」と言えばいいの？
見捨てた君を僕は殺したいと恨んだ
ららら この歌を何処に追いやろう
懺悔に塗れたから 綺麗でもないし
どうせ君に届く前に埃になるならば
そうか 意味さえもないか
ららら この歌を何処で手放そう
闇に放り投げたって どうせ這い上がるんだろう
足に取り憑く しつこい奴だな
お前には何一つ用はないんだ
もう僕は歌わないよ 死にたいなんて言わないさ
まだやり残したことがある
去ってくれよ 歪な「終わりの歌」
じゃなければ 殺してやるぞ
ららら この歌を何処に追いやろう
人は耳を塞ぐし 価値さえもないし
どうせ風化しては他力任せに吹かれるなら
綺麗な 花も咲かせないし
ららら この歌を何処で手放そう
空に開け放ったら 空を青く出来るというのか？
嘘をつくなよ くだらない奴だな
僕は今日もどうせ生きてやるんだよ
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