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世界は終わりを知らない
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作詞 ろいろい |
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神様がなんだというんだ 孤独がなんだというんだ
人生に憂い吐き溜めても 未来の僕がきっと馬鹿にしてる
持て余した昨日の叶いそうだった奇跡は今日の凶器になる
ヒーローは望まれずに生まれ 貪欲に愛に齧り付く
泣き疲れた子供 道に落し物 簡単で壊れそうな
売り出された明日 ワゴンに詰められ
それでも 冷淡な
世界は終わりを知らない
延命に明け暮れたそのせいで 僕らは死ぬことすら許されない
幸せにならなきゃ愛されない 愛を知らなくちゃ生きてけない
そのくせ死ぬのもいけないなんて 歌に涙を流してる
全てを終わらせるのは誰だ 光を宿らせるのは誰だ
運命がなんだというんだ 正義がなんだというんだ
街角に唾を吐きつけても 変わらないのが人生っていうもんだ
圧し殺した日々の膨張し続けた言葉はいつかの爆弾になる
優しくもなれない僕は今 貪欲に愛に齧り付く
唇噛む少年 石を蹴飛ばす 曖昧でまるで滑稽な
塗り固められた善意が 売れ残っている
このまま 冷酷な
世界は終わりに気づかない
囓りかけて溢れ出た愛に笑って もっともっと求めて
鋭い凶器に打ち勝つのは?神様、教えて 教えてくれ
この愛は本当の愛か 打ち勝つのは僕が抱えた爆弾か
こんなこと前も思っていたよな 全く笑っちまうな
売れ残った善意まんまと手にして望まれもしないヒーローに僕は
本当はなりたくて堪らない 血を流す少年が嫌味に笑う
まだ折れないこんなところでは まだ負けない
まだ まだ
「世界はどうせ終わるんだよ」
世界がなんだというんだ!
延命の管を千切り棄てて 僕らは死ぬまで歌い続けるんだ
幸せなんて知らなくたって 愛なんてものに縋り付かないで
与えられた命を枯れるまで 君がいつか歩き出すまで
全ての終わりが鐘を鳴らすまで光を宿らせるのは僕だ
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