|
|
|
生きねば
|
作詞 ろいろい |
|
朝日に汗かき追い立てられ
街はまんまと騙される
嘘のあれこれ 醜い人々の
人間とかいう滑稽な形に
なあ 僕はなにかを忘れたようだ
そいつがないせいかは分からないが
疑心暗鬼に染められた心が
誰かを殴りたいと拳を握らせる
一つの生命線でどうにか繋がった
こんな世界に通用するのは
都合よく固められた理屈だけだと
僕は知ってる 僕は知ってる
なにが正解でなにが間違いでしょう
お利口にお座りして指をさして
えらいね、そうだね と笑うあんたは
どんな苦しみを隠してこれた?
こんな惨めな世の中で
嘘の数だけ人は正義を守って
「命はとても大切なんだよ」
僕ら なんのために生きねばならない
なあ 僕はなにかを忘れたようだ
そいつがないせいでこれまで僕は
当たり前を当たり前と思えず
優しさという名の糸で首を吊った
それでもなんとかして生きているのは
僕もどうせ狡い人間だから
そんな言い訳を言い続けてるが
臆病なだけ 悔しいだけ
なにが善良でなにが劣悪でしょう
お静かにお手手あげて声を出して
そうだよ、よくできたねと言うあんたは
なにをなんのために隠している?
こんなちっぽけな世の中で
風に負けそうな小さな命抱いて
「私はなに一つ間違ってない」
僕ら 何故こんなにも生きねばならない
なあ 僕はなにかを忘れたようだ
そいつがないせいで人を疑う
僕はまだ探し歩いてるんだ
どうやらそれを人は「愛」と呼ぶらしい
多くの正義たちが互いを憎しみ合う
こんな世界に通用するのが
そんな「愛」さえあればどうにかなるのなら
僕に寄越せよ その無類の正義を
なにが正義でなにが悪なのでしょう
お利口にお座りして言う答えは
本当に正しいと言えるのかよ
隠してないでちゃんと答えてみろ
こんな惨めな世の中で
無力な僕はなにができるのだろうか
自分を守るのは自分であれ
僕は なんとしても生きねばならない
なんとしても 生きねばならない
|
|
|