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アイデンティティー
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作詞 ろいろい |
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僕らの夢は水溜りに落ちた
それを誰かが踏みつけて行った
形は崩れてしまったから
拾うことなく歩き始めた
頭を抑え付けられていた午後
切れて血が流れ落ちる口許
怯えた目で希望描く少女
泣き声掻き消して吹く風の音
”生まれて来なけりゃ” なんて呟いて
お前は屋上から飛び降りるつもりか
それなら叫べ ここまで 聞こえるように歌え
お前という人間は お前一人しかいないんだ
誰かに縋って自分を殻に閉じ込めるな
大丈夫だ お前はお前のままでいい
ひとつやふたつの希望は
頼りない輝きを持った
だけどそれだけでよかった
なんとか歩き続けられてた
匿名の奴らに嘲笑われた
この命をゴミと呼ばれた
必死で抗い続けた
負った傷は常に痛かった
”現実なんてこんなもの” だと言って
お前はそのでかい希望破るつもりか
それなら顔上げ 妄想やめて その今を歌え
お前がお前でなけりゃ 未来なんてありゃしねえ
言い訳に頼りきって当たり前なんて思うな
大丈夫だ お前は声を上げていい
数々の思い出や 絶え間ない軽蔑を
種にして また立ち上がって
その花が咲いた頃
その先へ辿り着けるように
今はただ叫べ ここまで 届けるように歌え
お前はただ一人だけ 僕という一人だけ
誰かに縋って自分を正当化しようとするな
大丈夫だ お前はお前のままでいい
お前にはお前だけの花が咲く
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