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狂世界の真ん中で
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作詞 ろいろい |
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拝啓、どうしていますか 死にたがりの君は
平凡で狭い毎日 血眼で僕ら生きて
気づいてしまったよ 僕以外君以外 バケモノ
錆びた鉄階段で空を仰いだ あの子も
どいつもこいつも
みんな手を繋いで 僕らを貶しては
賛同の声を挙げて 唾吐いてくるんだ
泥だらけのスニーカーで背中を蹴ったあいつは
前まで僕の友達でした
誰が一番正しいか それを決めつけるよりも
間違い探しに明け暮れて 排除する擬人どもめ
平気なふりするってことは つまり受け入れるってこと
僕はまだそんなことして 笑い続けているよ
拝啓、どうしていますか 生き損した君は
泣かないことが美徳だから必死で我慢して
出遅れてしまったよ バケモノになることに
晴れてその日から僕たちはバケモノにバケモノ扱いされた
誰が一番正しいか そんなこと知ってる筈で
自分が間違っていることを疑わない擬人どもめ
手首が傷だらけだから少年はカースト最下位だ
みんなまだそんなことして 踊り続けているよ
ヒーローになってみるか バケモノだらけの街で
僕は呟いた
ヒーローになってみるか いじめた奴らに復讐するんだ
自分のために 正義になるんだ
エゴだっていい なに言われてもいい
廃れたくそみたいな世界に負けてる暇はない
ここで死んだら全て奴らの思うがまま
誰が一番正しいか その答えを探すために
立ち上がる強さこそが本当の正しさだと信じて
間違ってしまった世界の夢に囚われた者達の
声を取り戻すため
僕は今、歩き出してみるよ
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