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正義論
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| 作詞 ろいろい |
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正しいことを間違いと言い張る奴を
間違いと言い張るほどの権利はない
そうやって僕らは生きてきた
だから同情と理不尽の雨が降った
絞ってやっと湧き出た勇気の欠片を
自分が死ぬような土壇場に使いたくない
そうやって言い訳ばっかり吐いて
弱虫を蹴り飛ばしてきたんだろ
自分と正反対の人間を
悪だと言うなら 正義のヒーローも
糞もねえな
優しくあれど否定された正義論
差し伸べた手も呆気なく叩き避けられ
戦う意志もなくした
それはねえだろと傍観者のブーイングコール
信頼関係を壊してしまうならきっと
それは間違いだ
間違ったことを正しいと言い張る奴に
正しいと合わせるくらいしか出来ないよ
そうやって僕らは生きてきた
だから隅っこで爪噛む根暗が生まれた
絞ってやっと湧き出た我慢の欠片を
自分が壊れてしまう窮地に失いたくない
そうやって言い訳ばっかり吐いて
弱虫の「助けて」を無視してきた
自分が利益を得る人間を
正義と言うなら 本当の悪魔とか
いるわけねえな
平等にあれど否定された正義論
笑ってみても呆気なく潰し見下ろし
能天気と嘲笑われ
馬鹿な偽善者と劣者達のブーイングコール
偶像崇拝を共有できないなら
それは間違いだ
かっこつけたいからっていつも神様のように
崇められたい一心でいつも神様のように
神様でもないのに神様のように
神様なんて信じないのに神様のように朗らかに
善だ悪だと喚いて 罰を下せ
誰かを守るために 刑に処せ
自分の正反対を悪だと呼ぶなら
きっといや、ずっと前から
守りたいのはこの自分だ
否定された正義論 否定された正義論
悪も善も最初から居ないはずのこの世界で
唱われる正義論 唱われる正義論
守りたいのは自分だ
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