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涙
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作詞 ろいろい |
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ひとは泣いて産まれました。
泣いて、心を伝えました。
あんなに温かく 見守ってくれたじゃありませんか。
ひとは泣いて産まれました。
泣いて、愛に頼ってました。
あんなに美しく 笑ってくれたじゃありませんか。
「言葉にしなくちゃ伝わらない」
それは当たり前であるが
そんな当たり前が出来ずに飽き飽きした自分が
嫌で仕方がなくて悔しさのあまり出た涙で
思いを伝えようとしました。
「甘えるな」と叱られました。
人を笑うのは強さなのか
はやとちりに怒鳴り散らせばいいのか
知ったかぶって人を励ますのは
本当にそれで正しいのか
あなたも泣いて産まれました。
愛を求めて産まれました。
だけど産まれたことを罪として抱え生きる人もいる
「悔しかったらやり返せ」
それが命も同じならば
失った分だけ奪えばいいのか
世の中は間違いばかり
私たち泣いて産まれました。
みんな泣いて産まれました。
それなのに泣いていいときに
笑えばなんとかならないときもある
前だけ向けば幸せなのか
手を繋げば平和になるのか
誰かを守るための犠牲は
ときとして本当に必要なものか
泣いてもいいんだよ
辛いなら泣いていいんだよ
大声で泣いていいんだよ
恥ずかしいことじゃないさ
傷つけられたなら
道が見えなくなったら
死にたくなりゃ泣けばいいさ
世界が涙で染まらぬうちに
みんな心に穢れをもつから
暗い闇をもってるから
溢れ出した優しさの雫を
輝かせていけばいいんだ
あなたは悪くない あなたは悪くないよ
懺悔に懺悔を重ね あなたは生まれ変わる
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