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幼子と太陽
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作詞 ろいろい |
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「愛されてる」と感じてたのに
「愛されたい」になった日はいつだ?
寂しくても温かったのに
震えるようになった日はいつだ?
閉め切った部屋の中 自棄に湿りながら
カラカラでさ
どれだけ泣き喚いても 僕を叩く音響いても
此処はどうせ2人きりの世界
ねえ、ママ ねえ、ママ
教えてよ 僕が生きてはいけない訳を
ねえ、ママ ねえ、ママ
答えてよ あの人は何処に行ったの?
それでそんなに苦しんでるなら
それでこんなに痛めつけるなら
僕は何処かで閉じ籠るよ
あなたと繋がってた糸切り離すために
「好きだよ」と言われていたのに
「嫌いだ」になったのはいつだ?
辛ければ抱き合ってたのに
あなた自身が辛くなったのはいつだ?
破けた壁紙 転がるビール瓶
広がる酒臭に 睡眠薬
黒ずんだシンクに 素っ気ない沁み
お腹が空いたよ
ねえ、ママ ねえ、ママ
教えてよ 僕があなたを幸せにできる術を
ママ、 ねえ、ママ
答えてよ あの人は何を残してくれたの?
「愛されてる」と感じてたのに
「愛されたい」になった日はいつだ?
ねえ、ママ ねえ、ママ
教えてよ 僕が死んだら笑ってくれるの?
ねえ、ママ ねえ、ママ
じゃあ、聞いて 僕はずっと愛してるからね
ねえ、ママ ねえ、ママ
愛してよ 言葉だけでも、フリでもいい
ねえ、ママ ねえ、ママ
さようなら もう泣かせはしないから
だからせめて最後だけ
お願いだから最後だけ
僕を抱きしめて
〈閉め切った部屋に僅かな温もりを感じた。
母は未だに怒ってるけど何故か幸せを感じた
僕からは二度と見ることもできない空よ、
せめて、晴れでいてください。〉
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