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風の栞
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作詞 Estelle |
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さっきまで はしゃいでいたのが
なんだか嘘みたい
時のしじま オレンジ色に抱かれてる
いつまでも続くような気がしてたよ
何気なく過ぎてく日々
巡ってゆく季節の中で
いつまでも変わらぬものはないのに
切なさに触れた瞬間
弾ける想いは何色?
遥か遠い夢の話
してたら笑えるかな?
微笑むような夕日の色が
あまりにも優しすぎて
顔上げたら泣きそうで
うつむいたまま 歩いた
いつまでも 歩いていたくて
わざと遠回りした
おかしいね 明日また会えるのに
ただ一つ願いが叶うのならば
切なさ下敷きにして
夢見るように白いページを
笑顔でめくれる強さを下さい
この場所とこの瞬間に
この想い押し花にして
風の栞をはさんだら
いつでも戻れるかな?
吹き抜ける風の匂いも
音も重さも温もりも
いつまでも忘れない
そう願いながら 顔上げた
見送る背中が
いつもの角を曲がる
跳ねるように追いかけたのは
たぶん 怖かったから
切なさに触れた瞬間
弾ける想いは何色?
今過ぎた一秒さえ
遠すぎて届かない
吹き抜ける風の匂いも
音も重さも温もりも
いつまでも忘れない
そう誓いながら 手を振った
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