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桃色紙飛行機
作詞 アイリス
卒業式の午後の日差し
君と歩く 桜並木道
毎日 君と肩を並べて走った日

ある朝 寝坊して
慌てて走る その道で
初めて出逢った 君と私
「寝坊するのも悪くない」
なんて思った あの日から
心のどこかに君がいた
でも 私はそれに気付かずに…

やっと気付いた時はもう遅過ぎた
卒業(わかれ)間近のそんな日々の中
初めて気付いた この想い
今も私の中にあるけれど
明日からは別々の道

私の心を見透かすように
私の涙に代わるように
一陣の風に 早咲きの桜が舞落ちる

君は君の 私は私の
夢 それぞれ追いかけて
走り抜けたその先で
私たち また逢えるかな…
その答えを知るのはきっと
遠い未来の私だけ

だから私は手紙を飛ばす
現在(いま)から未来へ向けた
私だけの手紙
咲き誇る桜と同じ色した
桃色の紙飛行機に
文字でない想いだけをこめて
3月の澄んだ大空へ

風に舞い踊る桜吹雪が
私の想いを運んで彼方へ消える
「未来の私は幸せですか?」
たった一言にたくさんの想いをこめて

ふと 君の横顔 覗き見て
私も微笑む 桃色の光の中で
例え君と離れても
今だけは 君と笑っていよう
残り僅かなこの瞬間(とき)を
I will not forget the memories...

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 桃色紙飛行機
公開日 2017/03/17
ジャンル 詩(ポエム)
カテゴリ 別れ
コメント 【テーマ詞:桃色】
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