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桃色紙飛行機
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作詞 アイリス |
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卒業式の午後の日差し
君と歩く 桜並木道
毎日 君と肩を並べて走った日
ある朝 寝坊して
慌てて走る その道で
初めて出逢った 君と私
「寝坊するのも悪くない」
なんて思った あの日から
心のどこかに君がいた
でも 私はそれに気付かずに…
やっと気付いた時はもう遅過ぎた
卒業(わかれ)間近のそんな日々の中
初めて気付いた この想い
今も私の中にあるけれど
明日からは別々の道
私の心を見透かすように
私の涙に代わるように
一陣の風に 早咲きの桜が舞落ちる
君は君の 私は私の
夢 それぞれ追いかけて
走り抜けたその先で
私たち また逢えるかな…
その答えを知るのはきっと
遠い未来の私だけ
だから私は手紙を飛ばす
現在(いま)から未来へ向けた
私だけの手紙
咲き誇る桜と同じ色した
桃色の紙飛行機に
文字でない想いだけをこめて
3月の澄んだ大空へ
風に舞い踊る桜吹雪が
私の想いを運んで彼方へ消える
「未来の私は幸せですか?」
たった一言にたくさんの想いをこめて
ふと 君の横顔 覗き見て
私も微笑む 桃色の光の中で
例え君と離れても
今だけは 君と笑っていよう
残り僅かなこの瞬間(とき)を
I will not forget the memories...
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